【実験】水加減次第で劇的変化!古米を美味しく食べるための水加減とは?

基礎知識
基礎知識
最近お米が美味しくないと感じた方はいらっしゃいませんか?お米は一般的に秋の8月末から10月半ばに収穫された物ですので、今の時期のお米は、水分が蒸発しており、新米の時期と比べて含まれる水分が少なくなっています。そのため、今の時期のお米を炊く時は、水を多めにして炊いた方がよいと言われています。ただ水を多めにと言ってもどれくらい多めにするとよいかが気になりますよね。
そこで、どのような水加減で炊くと美味しいご飯になるか実験してみました!

水の量を変えて実験!

内容

お米は福井県産福井米を使用しました。

【実験内容】
よく混ぜたサンプル米をそれぞれ150gずつ小分け、弊社基準の水加減150gに対し水200gを基準値50とし
1回目 水加減190gと水加減210g
2回目 水加減180gと水加減220g でパネラー8名による食味比較を実施しました。

*正確に水加減を調整する為、洗米後の米はザル上げを行い、水気を切ってから加水を行っています

結果は?

結果としては 甘味、味、食味点(総合点)において150gに対して210g、つまり、通常の水の量の5~10%増しの水加減が一番良いという結果になりました。()。特に軟らかさに関しては水を増やすにつれ右肩上がりに柔らかさが増している(数値が高い程やわらかい)という結果が得られました()。粘り気に関しては基準の物が一番粘り気を感じる結果となりましたが、水加減が不足すると粘り気も失われるということが読み取れます。(

最後に

氷を加えることで、水温が下がり、水がゆっくり吸水され美味しく炊けるというテクニックもあります。このような炊飯の技を組み合わせることで毎日のごはんの味が向上するので実践してみて下さい!

福井米はこちら

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