福井県のお米が
美味しい理由

米作りに適した粘土状の
土地と土壌分析

美味しいお米作りにはまず土づくりから始まります。

福井県は美味しいお米の作りに必要な粘土状の土地であるため、古から米作りが盛んです。
また近年では、県で水田土壌マップが作成されており、水田土壌の断面調査や化学分析を行っております。
そういった資料や土壌調査結果から、技術の向上などを専門に行う営農指導員のもと、県一丸となって美味しい米づくりに必要な土作りに励んでいます。

少ない気象災害と
昼夜の寒暖差

米のうまみを左右するのは、昼夜の寒暖差と言われています。お昼は暖かい太陽を浴び、夜は冷え込むことにより、栄養をじっくりと蓄えます。

福井は日本の中心に位置し、米の産地では低緯度でありながら、平地でも雪が降る稀な地域なので、昼夜の寒暖差が激しく甘さがあり、非常に粘りの強いお米が育ちます。

また農業は気象災害との戦いになります。
北は冷害、南は風水害など、近年の異常気象により多大な被害をうけ、収穫量・品質のばらつきが問題となっておりますが、北陸は比較的に気象災害が少ない地域で、安定した収穫量、・品質を保ちます。

自然豊かな雪解け水と
パイプラインの整備

米作りには非常にたくさんの水が必要になり、大きな河川が必要になります。福井は白山連峰の支脈や九頭竜川など、豊富な清からかな水源があります。

また近年では、稲作のためにパイプラインが整備されました。
稲作の水田に供給するのは全国でも珍しく、受益面積（約１万１６００ヘクタール）などは国内最大規模。パイプラインによって、下流でも上流と同じような清らかな水質で、水不足など解消され、更においしいお米を生産することができるようになりました。

古来より受け継がれる
米作りの心

福井では１０００年前に田んぼの用水路が整えられ、奈良時代には東大寺の奉納米を作っていました。古来より受け継がれてきた米作りの心が、福井の美味しいお米を育んでおります。

県民性としてがまん強く、丁寧にお米を育てています。
また、幸福度ランキング３回連続１位に輝く福井県。幸せな人が作る美味しいお米をぜひご賞味ください