無洗米と普通精米の違い
無洗米を使ったことのない方は、洗わない「無洗米」に抵抗のある方も多いと思います。
「無洗米は普通精米とどう違うの?」「本当に洗わなくていいの?」このようなお問い合わせを多くいただきます。
無洗米は普通精米とどう違うの?
無洗米とは、玄米を精米するときに特殊な加工をすることでできます。
通常、洗う普通精米のお米は、お米の表面に若干のヌカが残っています。無洗米はこのヌカをほぼ除去したお米のことです。
除去にはさまざまな方法が用いられます。
・水でヌカをとる方式(水洗い式)
・ブラシなどで研米する方式(乾式研米方式)
・ヌカの粘着力を利用してヌカをはがしとる方法(BG精米製法)
・米に少量の水を加え、タピオカ等にヌカを付着させて取り除く方法(NTWP方式)等・・
当店の無洗米はこの「NTWP方式」の加工を行っています。
本当に洗わなくていいの?
基本的には洗わなくてもよいです。
(製造方法によっては洗ったほうがよい無洗米もありますが、当店の製法NTWP方式は洗わずに炊けます)
https://satake-japan.co.jp/cms/post_1.html#q1
気になる方はさっと1回洗ってください。
(肌ヌカをあらかじめ取り除いているため、米を研ぐ必要はありません)
無洗米の場合の水の量はどうすればよいの?
肌ヌカがない状態なので、白米より正味量が多くなります。
白米に比べて多めの水量(1合に対して225cc)入れてください。
無洗米は味が落ちるの?
無洗米は洗いすぎによる「旨み層」の流失が抑えられますので、食味は低下しません。研がないので米が割れてしまうということもありません。
予め洗っているので付着ヌカによる水の吸水阻害がないので、1粒1粒にまで吸水され、美味しさを最大限に引き出すことができます。
コメント