【2025年最新版】外国産米はまずいのか?国産米との違いを比較してみた

基礎知識
基礎知識

日本国外で栽培されているお米と言えば何を思い浮かべますか?
例えば、ジャスミンライスや赤米など…このように様々な種類のお米が世界で栽培されています。
では、国内産と外国産のお米はどのような違いがあるのでしょう?

そこで今回は、アメリカ産・韓国産・ベトナム産・日本産のお米を比較してみました!

国産米と外国産米の違い

お米の種類は大きく分けて「ジャポニカ種・インディカ種・ジャバニカ種」という3つの種類に分類されます。

日本で生産され、普段口にしているお米はジャポニカ種になります。

国産米と外国産米を食べ比べてみた!

内容

今回の実験は冒頭にも記載した通り、4か国のお米を炊飯し食べ比べてみました。

Ⓐ2024年産アメリカ産カルローズ

Ⓑ令和6年産福井県産コシヒカリ

Ⓒ複数原料米ベトナム産ジャポニカ種

Ⓓ2024年産韓国産セチョンム種

今回は全てジャポニカ系のお米で比較をしてみました!

計10名の社員で食べ比べを行いました。

見た目の違い

お米の見た目に違いはあるのでしょうか?

見た目の違いを観察してみましょう!

 

カルローズ中粒種のため他のお米に比べ細長いですね!

一方、ベトナム産ジャポニカ種丸っぽい見た目をしています。

福井県産コシヒカリと韓国産セチョンム種形が似ています

 

ここで、お米の分析結果を見てみましょう!

以下の図は、製品分析の項目を一部抜粋した図になります。

 

「8cc粒数」は8ccの容器に入る粒数を数えた値になります。数値が小さい方が粒形が大きいことになります。

よって、「8cc粒数」の数値が小さい韓国産セチョンム種が一番粒形が大きいことが分かります。

一方で、一番粒が小さいのはベトナム産ジャポニカ種であることが分かります。

「味度点」は炊飯時のお米の保水膜の厚みを測定し、製品の味を数値化したものです。この保水膜が厚いと艶や粘りが良くなるため、食べた時の口当たりや見た目にも関係していきます。

味度点では福井県産コシヒカリの値が一番高いことが分かります。

実験結果

こちらが、炊き上がったお米です!

 

 

アメリカ産カルローズは少し黒っぽく見えるような…

それでは、実際に食べ比べてみた結果を見てみましょう!!

 

韓国産セチョンム種はアメリカ産カルローズやベトナム産ジャポニカ種に比べ全体的に評価が高い結果になりました。

韓国産セチョンム種は基準である福井県産コシヒカリの値に近いですね!

したがって、韓国産のお米は艶や軟らかさ、粘り、味に関して本産のお米と似ていることが分かりますね

 

一方、アメリカ産カルローズやベトナム産ジャポニカ種は福井県産コシヒカリよりも硬く粘り気が無いと感じる人が多い結果となりました。

白ごはんとして食べるのではなく、チャーハンやおかゆなど炒めたり煮て食べるのに向いているお米なのかもしれません。

 

総合的なランキングは…

1位 福井県産コシヒカリ
2位 韓国産セチョンム種
3位 アメリカ産カルローズ
4位 ベトナム産ジャポニカ種

弊社ベトナム人スタッフはベトナム産ジャポニカ種を一番高く評価していました!。

普段食べなれているお米を一番美味しく感じるのでしょうね…!

 

それぞれを食べた感想は以下の通りです。

アメリカ産カルローズ
・見た目が黒っぽい気がした、硬いがまだ美味しかった
・粘りはなかった
ベトナム産ジャポニカ種
・硬かった
・独特なにおいがした
韓国産セチョンム種
・韓国米はアメリカ米やベトナム米に比べればまだ柔らかく感じた

まとめ

国産米よりも外国産米は全体的に硬めで粘り気があまりないことが分かりました。

一方で、日本人の好みに合うお米は韓国産セチョンム種であることが分かりました。白ごはんのまま食べても柔らかく粘りがあり食べやすいため、日本のお米と特徴が似ているお米です。

アメリカ産カルローズやベトナム産ジャポニカ種はそのまま炊飯して食べるよりも炒め物や煮込んで食べることで本領を発揮するのかもしれません。

さいごに

今回、4か国のお米を比較してみました。

同じジャポニカ種でも、それぞれ特徴は異なることが分かりました。

調理方法によってお米を変えてみても面白いですね!

福井の米屋では外国産米の取り扱いはございません。ご了承ください。

<参考文献>

・東京農工大学 本林隆「大研究 お米の図鑑」,国土編集部,2016年3月,6ページ

・堀江武「まるごと探求!世界の作物 イネの大百科」,農山漁村文化協会,2018年4月,7ページ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメント