【2022年版】未開封であっても虫はわく!?お米の虫にご注意ください!!

基礎知識
基礎知識

いよいよ暑くなってきました。2022年は5月下旬頃より25度以上を超える日が続き、お米の虫が発生するリスクが高くなっています。

お米にわく虫は、気温が20度以上、湿度60%以上になると発生する危険性が高まります。
この時期のお米の保存方法には十分注意してください。

なぜ米に虫が発生するの?

原因①収穫時や貯蔵時に卵が生みつけられていて米袋の中で孵化する

米に発生する虫「コクゾウムシ」はお米に穴を開けて卵をうみつけ、後から発生する性質があります。
精米する前の玄米の段階でうみつけられている場合が多く、精米工程で除去することは不可能です。
卵が生みつけられた米粒が入っていた場合、活発になる20度以上の気温になると30日前後で孵化してしまいます。
孵化した幼虫は米を食べながら成長し、さらに米粒に卵を産むため、未開封であってもどんどん増殖していきます。 ※どの米でも虫は発生します!

原因②米袋の空気穴や袋を食い破って侵入する

米袋は完全密封ではなく、小さな空気穴があり、特に「ノシマダラメイガ」はこの空気穴から米袋の中に侵入する可能性があります。

虫の発生はどうすれば防げる?

<その1>20度以上が続く時期は1ヶ月以内で食べきれる量のみ購入しましょう。
<その2>米びつやタッパーなどの密封容器に入れ替えて保管しましょう。

(※保管容器はお米がなくなるたびに綺麗にして下さい。角に残る古いヌカは虫の卵が付いていることがあります)

<その3>15度以下の場所(冷蔵庫等)での保管が望ましいですが、難しい場合は、なるべく涼しい場所に保管し、早めに使い切るようにしましょう。
■質問に答えるだけであなたにピッタリなお米をご提案します!
お米選びに迷ったら、お米選び簡単診断チャート

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメント