「お米に賞味期限ってあるの?」と思ったことはありませんか。食べ物はあらかじめ賞味期限を確認して、美味しい時に食べたいですよね。そこで今回はお米の賞味期限についてご紹介します。
賞味期限ってあるの?
ずばりお米には「賞味期限」というものは決められていません!
理由は賞味期限は加工食品につけられるものであるため、生鮮食品のお米には賞味期限はないからです。
では、お米はいつまでも美味しいまま食べられるのでしょうか。
お米はいつまでも美味しくたべられる?
明確に賞味期限はないといっても、いつまでも美味しいまま食べられるものではありません。そのため購入したお米を食べ切っていただきたい目安はあります。
~白米の場合~
夏場:2~3週間
冬場:1~1.5ヶ月
~玄米(精米前)の場合~
約1年程度
また、米袋には精米時期(令和2年よりこれまでの精米年月日表示から精米時期表示も出来るようになりました**詳しくはこちら**)が表示されていますが、これはお米の賞味期限ではなく、あくまで精米をした時期です。ただ、お米を食べ切る大まかな目安にはなりますので、ぜひチェックしてみて下さい。
なぜ食べ切る目安があるの?
白米の場合
白米は、時間の経過により乾燥が進むこと、また空気に触れることで酸化が進んでしまうことで、品質が劣化してしまいます。米袋には空気を抜くための空気穴があいているため、未開封のものであってもお米は空気にふれており、品質は劣化していきます。。。
玄米の場合
玄米は実は呼吸をしています。この呼吸によって、栄養素が分解・消耗されてしまうことで、品質が劣化してしまいます。
お米を出来るだけ美味しい状態のまま保つには?
では、お米を出来るだけ美味しい状態のまま保つにはどうすればよいのでしょうか。それは
15度以下の場所で密閉できる容器にいれて保管する
ことです!特におすすめは冷蔵庫の野菜室です。これには理由が大きく2つあります。
まずお米は常温で保管しておくと、味の面で悪い影響があるからです。先ほど、玄米でも白米でも時間がたつにつれて品質が劣化することを書きましたが、これは気温が高くなるにつれてより進んでしまいます。。
2つ目に、特に夏に注意が必要な虫を発生させないためです。 お米に発生する虫はおよそ外気温18度以上の状態で1週間程で羽化します。虫はお米の中に卵を産み付けるため未開封のお米であっても発生してしまいます。お米に発生する虫は無害ではありますが、とても気持ち悪いものですよね。虫を発生させないためにも、保管は冷蔵庫の野菜室等の気温15度以下の場所で行ってください!
さいごに
ここまで様々なことを書いてきましたが、やはりお米はお届け(精米)から出来るだけ早く消費していただくこことで、美味しいご飯を食べられます。特に暑い時期は買いだめは控えて、こまめにご注文いただければと思います!
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コメント
ハナエチゼン,新米,美味しく頂いてます。お米がつやつや,冷めても餅餅。お米バンザイです。